ピラティス基礎講座.縫紂璽肇薀襯櫂献轡腑鵝呼吸法

今日はジュニアピラティスがありました。ピラティスは、自分で気づくのも大事ですが、受講することで、碧先生が、その子のくせや弱いところを修正してくださるので、ただうけているだけで、実は、体のメンテナンスにつながります。これを機会に、月1はジュニアピラティスを開講し、自分の体を再認識することと、正しいストレッチのフォームをおさらいしていきます。
フットマッサージ同様、家でも復習できるように、ここで紹介していきます。解剖学を織り交ぜて、ご紹介していきますので、子供だけではなく大人の方も参考にしてください。

まず初めは、ピラティスの基本姿勢〜ニュートラルポジションについてご紹介します。
その前に、人間の骨格をご紹介します。
背骨.jpg人間の骨格は、このような形です。ちょうど耳の後ろあたりから、骨盤まで、たくさんの小さい骨が、重なってできています。一つ一つの小さな骨を椎骨(ついこつ)といいます。この椎骨には、多裂筋(たれつきん)とよばれる筋肉がまたがっており、これが究極の深層筋です。
また、椎骨と椎骨の間には、椎間板が存在し、体がだらっとひきさがった状態で、生活をして椎骨と椎骨の間をつぶしてしまうと、「椎間板ヘルニア」という、厄介な腰痛の原因になってしまいます。
理想は、この椎骨がかたまりで動かず、一つ一つ動くことです。
(動いているかを確認する動きが、ロールダウン、ロールアップですね。)
背骨は、
頸椎(けいつい)7個・・・耳の下から肋骨まで
胸椎(きょうつい)12個・・・肋骨(内臓をまもる鳥かごのような形の骨)が付属している部分
腰椎(ようつい)5個・・・肋骨の終わりから骨盤の手前
仙骨(せんこつ)・・・骨盤に付属していて、これは椎骨ではなく1枚の板状になっています。)
に分かれています。
注目してほしいのは、背骨が、湾曲しているところです。これは、生理的湾曲といって、健常人にみられる骨の形です。私たちは普段生活している時って、骨盤から耳の先まで、1本の棒のように背骨をイメージし、実際、そのように使っている方も多いと思いますが(お辞儀をするときに、まっすぐピーンと直角に曲げるなど)、実は背骨は小さい骨が重なってできていることと、背骨の形は、緩やかにカーブを描いて いることを再認識してください。ちなみにダンサーはこの生理的湾曲が小さく、一般の人よりは、直線に   
図1         近づきますが、すべて失われているわけではありません。
DSC_0004-1.jpg
図2

これをふまえて、正しいポジションを習得していきます。これがニュートラルポジションです。
ニュートラルのポジション.jpgDSC_0023.jpg
これは、上図のように、寝転がって、習得します。
赤まるでしめしたポイントが、アンカーポイント(アンカーとはふねのイカリのこと)といって、そこを重く沈めます。
‘蓋骨(後頭部のぼっこりしたところ)
肩甲骨(写真のように、思いっきり前へならえ状態で肩甲骨をあげ田状態から、ストンとおとしましょう。)
6残任12番目(肋骨の一番下)
だ膵の2番目(お尻の真ん中よりちょっと上)
イかと(ひざをたてている場合ですが)
※目安のポイントで、個人差があります。
以上5点を重く船のいかりのように沈めます。粘土の上に寝転がって、人型がつくイメージで、重く沈めましょう。頭の位置は、タオルで調節します。写真では、横から見てますが。足側からみると、体が歪んでいる場合がありますので、おうちの人が、直せる範囲でいいので、修正してあげてください。
せぼね2.jpg他の図でみるとこんな感じです。(赤まるがみねにくくてすいません)
以上のポイントをつくと、マットと背中の間に、隙間があるのがわかると思います。(上図右)これが、すごく大事です。生理的湾曲が失われていない証拠です。
ちなみに、私ごとですが、20年前にうけた東京のバレエ講習会の先生は、壁や床に寝っこらがったときに、この湾曲をつぶすのが、いい姿勢(まっすぐな姿勢)と教えられました。解剖学的にかんがえると、やはり、湾曲は失わせるべきでは、ありません。20年前はそのような教授法が一般的でしたが、日々、こういう教授法は、変化していきます。遅れをとらないように、研究しないといけませんね。







図3

DSC_0035.jpgDSC_0036.jpg
今回はジュニアピラティスだったので、この湾曲を意識させるために、碧先生は、おなかと背中に手を挟ませました。
こうすることで、湾曲も意識できます。

次に呼吸法です。大事なのは、上記のニュートラルポジションを崩さずに行うことです。

息をすって、
口をひらくとかってに息がでていくようにはいて、
はきながら、おなかの中身をおもたく沈めて、
背中も背骨に近づけて
おなかと背中で背骨をサンドイッチしながら、
おなかの中身を真ん中に集めましょう。
そのおなかの中身を頭の方にちかづけましょう。
背が高くなるイメージで。

※おなかの中身をしずめることで、湾曲が失われずに、両手で、おなかと背中をくっつけていくと効果的だと思います。
おうちで呼吸法を復習する場合は、このフレーズをお母さんが、3回ほどゆっくりとなえてあげてください。
「息をすって」以外は、すべてはきながら、行うことなので、たくさんすいましょう。

この呼吸法は、動きの原点になります。
動きが、伴うと呼吸が難しくなるので、まずは、このフレーズに合わせて、呼吸の練習をしてくださいね。

参考引用文献)
図1図2 監修 河合 良訓 骨たん〜語源から覚える解剖学英単語集〜 株式会社エヌ・ティー・エス 2004
図3 ジョーン・ローソン ヤングダンサー指導のためのバレエサイエンス 大修館書店 1995

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